その家にはかつて喬子という美しい娘が暮らしていました。 喬子の美貌に、多くの男たちが接近してきましたが、彼女が伴侶に選んだのは、 勇夫という男でした。しかし、勇夫は独占欲が強く乱暴な男でした。 ある日、他の男と親しげに話している喬子を目撃した勇夫は激昂のあまり、 喬子の顔に硫酸を浴びせかけてしまいます。 すぐに治療をしたものの、あれほど美しかった喬子の顔はもとに戻ることはなく、 退院した彼女の顔を見た者は皆、目を背けました。 彼女は、自分が二目と見られない醜い姿になってしまったことで、周りにいた人間が たちまち遠ざかっていくのを感じました。 多くの人が彼女を避けるようになった中で、唯一以前と同じように彼女を慕う男がいました。 名を真一といい、寡黙で実直な男でした。 醜い姿をさらしたくないと家に籠る喬子の身の回りの世話を焼きました。 しかしついに、喬子は絶望のあまり自ら命を絶ってしまいます。 喬子を心の底から愛していた真一は、嘆き悲しみました。 葬儀が終わり、一年が経っても、真一の嘆きはやみません。彼女がいなくなった後も、 喬子の家に通い続けた真一は、とうとうその家を買い取ってしまいました。 彼の生活ぶりは、まるで喬子と一緒にいるかのようでした。 真一には、亡くなった喬子の霊が見えていたのかもしれません。 生前、喬子が視線に晒されることを極端に嫌ったため、真一は家には誰も上げようとしませんでした。 一方で、彼女がひとりぼっちではかわいそうだと考え、多くの人形を買ってきました。 やがてその家で真一も亡くなり、残されたものは夥しい数の人形だけでした。 その不気味な家では夜中になると時々声が聞こえてきます。 それは人形と戯れる喬子の声か、それとも自らの悲運に哭く声か……。 誰もいなくなったその廃屋に、ある日、数人のクルーと共に一台のテレビカメラが入りました。 誰の視線も許さなかった真一が、カメラを許すわけがありません。 結局、その家から生きて出てこられたのは、たった一人だけでした。 そして、彼が持ち帰ったテープには呪いが掛かっていました。 それは、テープの中身を誰の目にもさらしたくない真一の呪いです。 その呪いから逃れる方法は一つしかありません。 そのテープを、あの家に戻してくることです。 一体そのテープには何が映っていたのでしょう? それは、返しに行ったときにわかるかもしれません……。
お客様は入口で一本のテープを渡されます。 それは、テレビクルーが持ち帰ったテープです… 呪いから逃れる方法は一つしかありません。 そのテープをあの家に戻してくることです。 いったい、そのテープには何が映っていたのでしょうか? それは返しにいったときに分かるかもしれません…
■開催日程:7月18日(土)〜8月23日(日) ■開催時間:11:00〜20:00 ※最終入場は19時30分まで ■開催場所:テレビ朝日本社アトリウム2階 ■料  金:一律・1,000円(税込)       ※未就学児童の入場不可
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